きぼうてき

 朝に寝て昼に起きる。少し前までは、朝に寝ると夜まで寝てしまって昼夜逆転していたけど、最近は昼には起きるし、睡眠や食事の量が減ってしまった日も、ちゃんと体力がもつ。だいぶ回復してきたのだと思う。かなり調子が良い。一万歩ほど歩いて、とても久しぶりにポテトチップスを食べた。うますぎる。

 べつに何か大きな病気をしたわけでもないけど、いままともに動けていることを毎日のように噛み締めている。普通に人と話が出来て、普通に歩ける。普通に生きている。普通というとちょっと違うかもしれないが、ただただ噛み締めている。いい日だったって毎日のように思っている。明日もきっとそう思うだろう。いろいろが噛み合い始めている気がする。

のんびりからのんびりへ

 とてものんびりした日だった。午後から散歩に出かけ、考え事をしながら二時間ほど歩いた。再挑戦ということで、たんぽぽの花を取ってきた。前回は花がしぼんでしまったので、花が閉じないようにすぐに挟んで持ち帰った。桜の花びらとたんぽぽを手作りノートに挟んで、押し花の下準備を終えた。細かい作業はイライラして苦手だけど、ながら作業だとけっこうできることがわかった。花びらは一部レジンに閉じ込めてみたいと思っているけど、失敗しそうなので、ちょっと変色したもので試しつつ、綺麗なもので成功させたい。のんびりした日がのんびり終わっていく。とてもいい。

前に出る

 ライブ配信でフリーマーケットをやってみているけど、ただ出品するよりも、映像でちゃんと見えるのがかなり効果的で良さそうだ。あとはもっと多くの人に見てもらうことが出来れば断捨離も進むだろう。

 結局のところ、自分の影響力が大きくなれば出来ることは増えるよなあと思いつつも、前に出ることはやっぱり得意じゃないし、人目をうかがうところがあって、どうもうまくやれる気がしなかった。しなかったけど、少しずつ確かに心の持ち方は変わっていて、やらないとだめだし、やったほうがいいしっていう気持ちになっている。

手作りの人生

 軽く一時間ほどの散歩をして、粘土とレジンを買ってきた。どちらも初挑戦、いつかやりたいと思っていたものの、まったく手をつけていなかったものだ。勢いのあるうちに材料を買っておいて、いつでもやれるようにしておく。押し花の下準備が少し手間で時間がかかるので、並行して何か始められたらいいと思っている。

 生きるとか死ぬとかそういうものから離れた、この世界で生きることを前提にした、暮らしの中にある物作りにも今すこし興味があるのかもしれない。手作りの人生、ただ自分が自分として生きることは険しくも楽しい。

たいたいたい

 桜の花びらを拾いにいったけど、やはり風に飛ばされてしまったのか、ほとんど拾えなかった。せっかく外に出たので、名前を知らない小さな青い花と、たんぽぽを拾ってきた。散歩が一段と楽しくなったと思う。散歩ついでに、押し花を飾るための道具もいろいろ買ってきた。早く完成させたい。

 今年は毎月、毎週、毎日小さな新しいことを何かしらやっていると思う。とても良い動きだ。乗ってきたな、と思う。今までの停滞が嘘のようにうまくいく気配がある。どうかこのまま、ゆっくり確実に上昇していきたい。

いい日だった

 とてもうまくいった日だった。昼から散歩に出かけて、私物の売却にいった。査定まで三時間かかる予定が、数が少ないので優先してもらえるということになった。その時間に買い物を済ませてから戻るとちょうど査定が終わっていた。250円になればいいと思っていたけど、600円になった。コンビニでチキンを買って川沿いで一人プチピクニックをして、帰り道で桜の花びらを拾い集めた。量は少ないけど、花びらだけじゃなく、花がそのまま落ちたものもいくつか見つけられた。新しい人たちとの出会いがあり、好意的な目を向けられていることも知った。総じてうまくいった、一つもミスのない、とてもいい日だった。

桜の花びらがほしい

 押し花をするために、花を持ち帰るための容器など材料をいろいろ買ってきた。ノートとキッチンペーパーを組み合わせて、花を押すための道具を作ってみた。これが正解かどうかはわからない。

 雨の中、二時間ほど散歩をして桜の花びらを拾いに行ったけど、前日まで歩道にたっぷり落ちていた花びらは、掃除されてしまったのか、雨に流されてしまったのか、まったくなくなっていた。どうにか手に入れたいところだけど、桜の期間は短いので難しいかもしれない。タイミングだ。代わりというわけでもないけど、落ち葉を数枚拾って帰ってきた。

はじめての押し花

 朝六時から約四時間の散歩をして、四つ葉と五つ葉をいくつか持ち帰ってきた。人生初の押し花をしてみようということで、少し調べてやってみた。乾燥させるために、本に挟んで一週間ほど放置しておくらしい。一週間後に取り出して、そこからまた作業がある。乾く前に腐敗が進んでしまうと変色してしまったりするらしいので、時間もかかるし綺麗に作るのはそんなに簡単なことではないみたいだ。時間をかけて、うまくいかなくて、再挑戦して、みたいな時間はきっと楽しい。やりたいことがまた増えてしまって、もう絶対に時間が足りない。一つずつゆっくり、やっていく。

ぎりぎりなんとかなる

 偶然にも世界が思い通りにずれていくことがままある。言葉にしたり、こうなったらいいのにと思うことを、実は同じように思っている人がたくさんいて、少しずつそちらの方向へ変わっていくのかもしれない。僕は自分の考えがそれなりに正しいと思っているし、あるべき世界の形を理想として持っているけど、それが他人にとってどうかはわからない。ただ信念を持ち続けていればきっと世界は動く。そうやって何度も動く場面を見てきたから、これからも信じていく。ぎりぎりなんとかなるように出来ているのかもしれない。

真逆の意志

 完全に昼夜逆転から脱却したはいいが、夕方ごろ眠すぎる。日中の散歩が日課になっていて、とてもいい状態だ。

 普段、人と接していればそれなりにいろんな思いをする。悪質な切り抜きをされることもあれば、単純な切り抜きだが曲解されてしまうこともある。しかし一番厄介なのは、言っていないことを言ったことにされて、間違った前提で話が進められていくことだ。生きてきた中でもこれはけっこう多く経験している。どうやったらなくなるのだろう。これがある限り、ただ生きているだけで怪我をする。歩道を歩いているだけで車が突っ込んでくる。なるべく安全に歩いているつもりでも、真逆の意志に見張られていたらもうどうしようもない。