予感

 ひたすら眠くて、長時間寝てしまった。起きてる間はインターネットのことしか考えていないくらいに楽しい。これが続けばいいと思う。こんなことばかり言っている気がする。

 なんとなくだけど、新しい自分に出会える予感がしている。正確には新しい景色、今まで出せていなかった自分が出していけるような、そんな予感がする。

何も変わらない

 本当にこれでいいのかと悩む時があるけど、悩むよりやっちゃえの時もある。ここのところ、あんまり人に見せたくないなあと思うものを見せようとする動きをとっている。その先に何が待っているかを考えていたらとてもじゃないけどできないという類のものばかりだ。

 心を無にして、ただ勢いでやっちゃえ、なのだ。やっちゃってから考えればいいとも思うし、考えてみれば、別にそれ、今すでにやっていることと何ら変わりないよね、ということだったりもする。やってもやらなくても、何も変わらない。

対話

 人と長時間話すのは疲れる反面、とても楽しい。対話によって生まれる考えや気づきがあり、自分の心を再発見することもある。一方的にただ意見を述べることは簡単だが、それを意図する方向に受信させるのは難しい。それが対話の相手がいるだけで話は掘り下げられ、限りなく真意に近づいていく。断片的な情報だけで判断されることが多く、こういう機会を大事にしたいと思う。

模索

 昼、夜と歌った。ありがたいことに投げ銭をいただきつつ、楽しく過ごした。そういう道を模索してもいいのかもしれない。そういう道というのはインターネットで稼ぐ道だ。すきなことをすきな時にすきなだけやって、それで飯が食えたら最高だと思う。そんなふうに生きていけたら最高だと思う。

ふんぼり

 異常な眠気でたっぷり寝てしまった。満足感と多少の罪悪感に挟まれながら、部屋を真っ暗にして先日途中で止めていた映画の続きを観た。頭が忙しいので、すべて諦めて何も考えなくていい時間を無理矢理作ってみた。とはいえ少しは考えてしまう。トンネルの先に光は見えているので、もうちょっと、さぼりつつ踏ん張ろうと思う。

性格の可変部分

 そんなに悪い人はいないと思っている。正義が違うだけなのだと思っている。それでも時々、いろんなことを飛び越えて、相手の善意を利用するだけの悪意を、悪意とも思わずに発揮する人がいる。相手の接し方に対応して接していくことが基本のスタイルだけど、ただのスタイルなので、変更可能である。

 人を信じている。ある程度生きてきたから、さすがに適度な疑念も携帯しながらではあるが、信じたいと思っている。この疑いは、信じさせてくれという願いに近い。相手が悪意を持って接してくれば悪意で返すことは多々あるが、相手が嘘をつく時、こちらも嘘をつくかどうか、ここだけははっきりしない。

突貫休止

 一歩も外に出ず、のんびりと部屋で過ごした。やらないと決めて数年やっていなかったことをやろうと思い立って行動してみたり、断捨離を進めてみたり、数日休んでいたデッサンを再開したりした。休むことの大切さを実感している。すきな時間に寝て起きて、自分に一ミリのストレスも与えず、わがままに生きる。わがままに生きて、どれだけ我慢してきたかがわかる。不必要な我慢で心を縮めて、気づけば音もたてずに破裂して、小さな穴から空気が漏れていたなんてことになってはいけない。汚れや傷を塗装で誤魔化すくらいならなんとかなるかもしれないが、穴を塞ぐのはそう簡単じゃない。

サボテンの謎

 日々に活力を与えたくて買ったサボテン、何の変化も感じずに一ヶ月以上経った。水やりは三週間に一度ほどでいいという情報を見た。一度水やりをしてから一ヶ月経ったけど、本当にまったく変化なしで元気そうだ。これは本当にサボテンなんだろうか、偽物の気もしてくる。このサボテンがもし死ぬことがあったら、その時初めてこのサボテンは本物だったと知るのかもしれない。

気泡

 歩いた。二万歩、太ももの裏が痛い。ペットボトルのコーラを二本飲んだ。

 たくさんの言葉を放って、疲れた。疲れは気力を生む気がする。甘い海の中に漂う泡は、喉を通るたびに内壁を引っ掻いて割れる。その破裂はとても刺激に満ちていて、時に痛々しく奥にこびりついて離れない。痛みは時期に止み、細かい泡の集合体はまたひとかたまりとなって曖気となり外気を揺らす。体は軽くなり、ほんの少しだけ宙へ浮く。

波の底

 波、気力が湧かないし、いろいろギリギリだし、状況は変わらないし、そんな波の底にいるけど、こういう時間との付き合い方は心得ているつもりだ。つもりだけど、つらいことはつらい。じっと上昇を待つ。

 けっこう長い期間、左手の人差し指が痛い。突き指しているような痛みだ。