言霊はありそう

 午前中に起きたけど、布団の中でだらだらしていたら結局ぎりぎりでアルバイトに出かける。遅刻はしないけどこの怠けは治らない。

 帰りに不思議な現象が起こった、ということにする。電車で最寄り駅に着いたと思って電車を降りると、まだ二駅先だった。次の電車に乗って再び最寄りを目指していたらいつの間にか二駅過ぎていた。降りて逆のホームから乗り、ようやく最寄り駅に着くと、駅に犬がいた。大きな犬で、のしのしぶらぶら駅まわりを歩いている。たぶん飼い犬で、飼い主を探しているのだろう。つい二日ほど前、熱量高めに犬の話をしていたところだったので、運命のようなものを感じた。言霊はありそうだ。

のんびりのんびり

 夕方起きでのんびりとした。軽く部屋のものを移動したり、植物の写真を撮ったりした。夜中に軽く散歩して、ひたすらのんびりの日だった。詩を書こうと思う。

新しい取り組み

 全然眠れないので、眠らないままでバイトAへ行こうと思っていたら、出かける一時間前に急激に気持ち悪くなってきたので少しだけ眠ろうと思った。賭けだったけど、見事に賭けに勝ち、三十分睡眠で起きることに成功した。三十分睡眠の割にはかなり元気に楽しくこなせて、満足度は高い。勢いでまた一つ新しい取り組みを始めて、夕方六時ごろ、ちょっと寝ておこうと布団に潜ったら、すぐに落ちていつのまにか三時間経っていた。

じりじり

 心に引っかかる小さなものがいくつかあって晴れないけど、何事もないように今日を生きていかないと、積み上げ始めたものがいつだって一瞬で崩れてしまいそうで、地面を何度も踏みつけて足場を確かめながらわずかな歩幅でじりじりと進む。ちょっとだけ無理をして、もう少し進んでみる。もう少しで向こうに光が見えそうな気がしている。

急な枝豆

 午前中に起きた。眠い。眠すぎる。昼に出かける準備をしていたら、水がだいぶ無くなっていたのに数日放置気味になってしまっていたミニトマトがうなだれていた。急いで水を入れて、他の植物たちも確認した。サボらないようにしなくてはならない。その時にはなかったはずなんだけど、夜に枝豆が実っていた。いわゆるあの枝豆だ。見つけた瞬間、あまりに急で笑ってしまった。

だるいだるい

 毎日毎日眠すぎる。一度午前中に目覚めているけど、何度も寝て結局布団を出たのは夜七時になってからだった。二時間ほど散歩して気合を入れようとしたけど体がだるい感じでどうもやる気が出ない。八月はやることを詰め込んでいるので調整していきたい。

脳内が騒がしい

 朝に寝て午前中に目が覚めて、何度寝もして夕方に起きる。ちょっと急ぎめに自転車をこいで、バイトBへ向かう。脳内が騒がしいので、何も考えずにやれることがあって助かる。脳内が騒がしすぎて、脳内が騒がしい。少し前なら疲れるだけに終わる日々だったけど、最近は違う。けっこうやれている気がする。まだまだだけど、けっこうやれている気がする。脳内が騒がしいせいで、言葉が出てこない。

ゆったりもう一息

 何度寝かをして、昼にのんびりと起きてゆったり風呂に入ってゆったりバスに乗ってゆったり電車に揺られてゆったり歩いてバイトして、ゆったりした日だった。作業もけっこう進んだ。ゆったり寝て、もう一息、頑張ってみようと思う。

不思議探検隊

 夕方までしっかり寝て、散歩に出かけた。前日の深夜にも散歩していたけど、田んぼの中から知らない声が聞こえた。カエルの中に明らかに違うやつがキョエーと鳴いている。とりあえずカッパということにしてその場を後にした。その正体を明らかにすべく、田んぼまわりを散策したけど、時間帯のせいかカエルの声すらまったく聞こえなかった。帰ろうと思った時、遠くに強い輝きの星を見つけた。今まで見たことないほどの輝きで、写真におさめようとカメラを向けた瞬間に消えた。しばらくするとまた光り出し、カメラを向けたら消えるというのを繰り返した。不思議な現象ばかり起こる。

ぱんもり

 家を出る予定の時間に飛び起きた。シャワーを十分で浴びて二分で外に出た。自転車で二十五分かかる予定のところを半分にしてギリギリなんとか間に合った。太ももはぱんぱんである。

 夕食のラーメンと餃子と炒飯を食べていたら、以前あった気持ち悪さに襲われてトイレに駆け込んだ。冷や汗だらだらで吐き気、少し落ち着いて深呼吸していたらおさまった。完全には治っていないのかもしれない。ただの加齢で油に弱くなっただけかもしれない。帰ってからさらに弁当とパンを食べて、食欲はもりもりである。